タイムズカーシェアが2019年10月から「タイムズカー」に変更となります。
値上げ、メリット・デメリットの解説についてはこちらの記事を参照ください。
みなさん、休日ドライブしてますか?
タイムズのカーシェアである「タイムズカーシェア」が都内住みサラリーマンにベストマッチということを、先日ご案内しました。
そんな便利なカーシェアの補償についてですが、便利だからといって内容を知らないと「こんなはずじゃなかった」ということになりかねません。
この記事では、タイムズのカーシェア「タイムズカーシェア」における保険・保障について解説していきます。
※この記事の画像は公式HPより引用しております
▼目次
1,タイムズカーシェアの保険・補償制度
まず、タイムズのカーシェアである「タイムズカーシェア」では、基本的な補償・保険が基本料金の中に含まれています。
タイムズカーシェアの月額料金(1,000円)の中にすでに補償が含まれているので、実質無料ということですね。
レンタカーの場合、別料金で補償オプションを付けることがほとんどなので、付け忘れることもなく無料で使えてオトクに感じます。
補償内容は下記の通りです。
①対人補償
対象:他人を死亡させたり、けがをさせたりした場合の補償
内容:1名につき 無制限 (自賠責補償 3千万円を含む)
②対物補償
対象:他人の物や車に損害を与えた場合の補
内容:1事故につき 無制限 (対物免責額 0円)
③車両補償
対象:タイムズカーシェアの車両に損害があった場合の補償
内容:1事故につき 時価額 (車両免責額 0円)
④人身傷害補償
対象:ご自身や同乗者が死傷した場合の補償
内容:1名につき 無制限
タイムズカーシェアの補償制度における大きな違いは、その補償限度額にあります。
他社カーシェアでは限度額を3,000万円〜6,000万円としていますが、タイムズのカーシェアは限度額が無制限です。
万が一のことを考えると、タイムズのカーシェアが最も手厚い補償制度を整えていますね。
2,保険・補償が適用されない例
そんな便利かつ充実した補償ですが、保険・補償が適用できないこともあります。
・「会員以外の運転」
・「無断延長」
これらに関しては、事前登録漏れで該当してしまうパターンも考えられるので注意が必要です。
他にも、タイムズが掲げる貸渡約款に違反があると、保険・補償が適用されません。
そのうえ、次の項目で挙げるようなペナルティも課せられる場合があります。
3,約款違反があった場合どうなる?
ここでいう約款とは、貸渡約款のことです。
ここに書かれている内容に違反があった場合、補償が適用されなかったり、ペナルティ料金の支払いや会員資格取り消しとなる場合もあります。
「3.NOC(ノンオペレーションチャージ)」というのは、車両の損傷にかかる補償金額のことです。
NOCの内容については、公式HPに詳細に記載されていました。
最低でも2万円以上と、なかなかの金額がかかってしまうので注意が必要ですね。
もちろん貸渡約款を違反しない限りは上記金額が別途発生することはありませんが、「知らないうちに」約款を違反してしまう心配もあるのでご注意ください。
4,より充実した補償サービス
タイムズカーシェアでは、より充実した補償サービスもあります。
それが、有料オプションである「TCP安心補償サービス」という保険サービスです。
事故を起こした際のNOCや、レッカーによる搬送等の費用が免除されます。
具体的な補償内容は下記の通りです。
ご利用開始前にオプション加入有無のチェックボックスがありますので、そこにチェックを入れることで適用されます。
-TCP安心補償サービスにおける注意
無敵のTCP安心補償サービスですが、いくつか注意点もあります。
①利用を開始してからの加入・取消はできません
②上記以外のお客様過失案件(汚損/キー紛失/混油/車両内破損)はNOC対象
③タイヤのパンク・損傷時の費用は、一旦立て替えが必要
④「2,保険・補償が適用されない例」で紹介した下記条件の場合は適用外
↓
上記条件を守って、正しく使えばこれほど安心なサービスはないので、カーシェア初心者や運転に自信のない方は加入しておいた方がよいですよ。
その他タイムズカーシェア記事
その他、タイムズカーシェアについて記載した記事は下記の通りです。
気になる記事がありましたらご参照ください。
タイムズカーシェアの魅力、トクする裏技、タイムズカーレンタルとの比較関連
返却時間に間に合わない、交通違反、事故、補償関連
まとめ
いかがだったでしょうか。
カーシェアにおいて保険・補償はタダだとは言え、もしもの時の「事前知識」は必須です。
ぜひこの記事を参考に、カーシェアライフを楽しんでくださいね。
最後までお読みいただき、有難うございました。