タイムズカーシェアが2019年10月から「タイムズカー」に変更となります。
値上げ、メリット・デメリットの解説についてはこちらの記事を参照ください。
スマホ1つで予約ができて便利な「タイムズカーシェア」。
便利なサービスだからこそ「もしも」の時に備えて、かしこく利用したいですよね。
タイムズカーシェアに代表されるようなシェアサービスは、利用者のモラルや性善説のうえで成り立っているからこそ、規則に厳しい面があります。
特にルール・マナーに関しては厳重に定められているので、迷惑行為と判断されれば会員資格を失う(退会)ことにもなりかねません。
では、タイムズカーシェア利用中に駐車違反(駐禁)になった場合、どのように対応すればよいでしょうか?
今回は、タイムズカーシェア利用中に駐車違反(駐禁)してしまった場合の対応方法について解説していきます。
※この記事の一部画像は公式HPより引用しております
1,駐車違反の対応方法はHPにない?
こちらの記事に辿り着いた方はご存知かと思いますが、タイムズカーシェアのHPには、駐車違反(駐禁)の対応方法が記載されているページがありません。
では、どう確認すればよいのでしょう。
実は、タイムズカーシェアが定める「貸渡約款(かしわたしやっかん)」に詳細が
記載されています。
しかしご覧の通り、文字の羅列が延々と続く書類なので読みきるのは難しいですよね。
次項からは、タイムズカーシェア貸渡約款の一部を抜粋し、駐車違反時の正しい対
応方法について解説します。
2,駐車違反(駐禁)の対応方法
ここからは、タイムズカーシェア利用中に駐車違反(駐禁)してしまった場合の対応方法について、貸渡約款をもとに解説していきます。
①ただちに出頭・反則金の納付を
タイムズカーシェアの利用中に駐車違反(駐禁)をした場合、ただちに駐車違反をした地域を管轄する警察署に出頭・反則金を納付しなければなりません。
もちろん、駐車違反に係る反則金は自費で納付する必要があります。
また、駐車違反に伴いレッカー移動・保管・引取り等の諸費用が発生した場合も、これらの費用を負担する必要があります。
②サポートセンターに早めの連絡を
また、念のためタイムズカーシェアのサポートセンターにも、駐車違反が発覚した段階で連絡を入れておきましょう。
0120-24-5037
連絡が遅れると、警察署から直接タイムズカーシェアに対し駐車違反(駐禁)につ
いて連絡されてしまいます。
そうすると、タイムズカーシェアから利用者へ電話が掛かってくることになります。
電話の内容は、速やかに車両を所定の場所に移動させること、警察署への出頭・反則金の納付等の指示、所定の文書(自認書)に署名することなどです。
対応が後手に回らないよう、駐車違反時はすぐにサポートセンターへ連絡しましょう。
3,対応しなかったらどうなる?
利用者が駐車違反(駐禁)の反則金や諸費用を納付しない場合、利用時間中であっても、支払いが完了するまでの間、タイムズカーシェアの車両の返還を拒否できるものとしています。
車両の返還を拒否され、かつ車両の返還が予約時間を超えた場合、その超過部分について別途利用料金を支払わなければいけません。
さらに、反則金の納付をしなかったり長期間放置する等の悪質な対応をした場合、どうなるのでしょう。
まず、「駐車違反関係費用」という本来支払わなくてよい違反金を請求されることとなります。
①放置違反金相当額
②別途定める駐車違反違約金
③探索に要した費用及び車両の移動、保管、引取り等に要した費用
④使用制限(運転禁止)による営業補償
さらに、警察・公安委員会に対して会員情報などの登録データを提出される可能性があります。
そして最終的には、「刑事告訴を行うなど法的手続をとるもの」と明記されています。
状況をどんどん悪化させる事態になりますので、面倒ではありますがきちんと対応するようにしましょうね。
その他タイムズカーシェア記事
その他、タイムズカーシェアについて記載した記事は下記の通りです。
気になる記事がありましたらご参照ください。
タイムズカーシェアの魅力、トクする裏技、タイムズカーレンタルとの比較関連
返却時間に間に合わない、交通違反、事故、補償関連
まとめ
今回は、タイムズカーシェア利用中に駐車違反(駐禁)をしてしまった場合の対応方法について解説しました。
タイムズカーシェア は便利なサービスである反面、今回解説してきたような規則に厳しい面があります。
迷惑行為と判断されて会員資格を失う(退会)と、同社の他サービスにまで悪影響が出ますので、守るべきルール・マナーはしっかり守りましょうね。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。