タイムズカーシェアが2019年10月から「タイムズカー」に変更となります。
値上げ、メリット・デメリットの解説についてはこちらの記事を参照ください。
以前カーシェアの記事を書かせて頂いた「タイムズ」。
カーシェアだけでなく、レンタカーも展開していることをご存知でしょうか?
同じタイムズとはいえ、カーシェアとレンタカーはまったくの別物。
料金、使い方、またそれぞれの特徴(メリット)も違うため、利用シーンによって「どちらがおとくで便利か」が変わってくるわけですね。
今回はそれぞれの特徴と、どんな時にどちらを使った方がいいのか、についてご案内します。
※この記事の画像は公式HPより引用しております
▼目次
1,カーシェア、レンタカーの特徴
まずは、タイムズが展開しているカーシェア、レンタカーについてご紹介します。
タイムズカー:下記2つのサービスを総称
タイムズカーシェア:カーシェア
タイムズカーレンタル:レンタカー
カーシェアのサービス名は「タイムズカーシェア」。
レンタカーのサービス名は「タイムズカーレンタル」。
ちなみに大元は「タイムズカー」というサービスで、カーシェア・レンタカーを総合したサービスを指します。
このあたり混同しやすいので、タイムズを申込・利用する際には注意してくださいね。
次項より、それぞれのサービスの特徴について解説します。
タイムズカーシェア(カーシェア)
タイムズカーシェア公式HPはこちら
タイムズカーシェア
の特徴・メリットを3つにまとめました。
①借りられる場所が多い
②ガソリン代・保険代不要
③15分単位で利用可能
メリット①「借りられる場所が多い」
まずメリットとして挙げられるのは、「アクセス性」の高さです。
ステーション数が全国10,000箇所ありますので、借りたい時にすぐ借りにいけるのは本当に便利です。
メリット②「ガソリン代・保険代不要」
次に、料金的なメリットとしてガソリン代が不要ということが挙げられます。
余計な料金が発生しないため「いくらかかるか」がわかりやすいのもポイントです。
(6時間パック・ショート利用の場合に限ります)
メリット③「15分単位で利用可能」
15分単位で利用できるのも、大きな強み。
30分だけ借りて買い物したり、予約時間が遅れそうだから15分だけ延長する、といった使い方ができます。
デメリットについて
ただし、弱みもあります。
最大の弱みは、長距離かつ長時間の利用となると、最終的にいくらかかるかが読みにくいこと。
12時間パック以上の長時間パックは距離料金(16円/km)が発生するので、距離に応じて高くなってしまうので注意が必要です。
タイムズカーレンタル(レンタカー)
タイムズカーレンタル公式HPはこちら
タイムズカーレンタルの特徴・メリットを3つにまとめました。
①出発と返却場所を変えられる
②選べる車種が豊富
③会員価格で割引になる
メリット①出発と返却場所を変えられる
まず、出発と返却場所を変えられる、「乗り捨て」ができることが強みです。
片道しか使わない場合や、途中で寄り道するから別の場所で返したい、というときに便利ですよね。
メリット②選べる車種が豊富
ステーションに決められた車種しか置いていないタイムズカーシェアに比べ、豊富な車種から選べるのも特徴です。
また、スタッドレスタイヤ、チャイルドシートといった追加オプションも使えるので、行く場所が限定されません。
メリット③会員価格で割引になる
あとは、タイムズクラブ会員であれば20%OFF、キャンペーン中であれば25%以上OFFといった割引があるのも特徴です。
デメリットについて
弱みは、やはり短距離・短時間で利用したい時に融通が利かないところです。
また、カーシェアのようにステーション数も多くないので、すぐ借りられるというアクセス性には乏しいです。
2,どんな時にどちらを使えばオトク?
では、どんな時にどちらのサービスを利用すれば、よりオトクなのでしょうか?
6時間、24時間、48時間と利用時間別に比較していきます。
利用車種は、全クラスの中で1番人気の下記車種(C1Gクラス)を利用するものとします。
それぞれの料金体系は、下記の通りです。
<タイムズカーシェア>
<タイムズカーレンタル>
何時間、どの距離まで使えばどちらがオトク・便利なのかについてシミュレーションします。
※タイムズカーレンタルは会員料金で比較
①6時間利用の場合
まずは6時間利用の場合を比較してみます。
例えば、新宿から豊洲のららぽーとまでお買い物へ行く場合を見てみましょう。
6時間パックを利用した場合の料金は下記の通り。
タイムズカーシェア:4,020円
タイムズカーレンタル:4,233円+ガソリン代1,000円=5,233円
「タイムズカーシェア」を利用した方が、約1,200円オトクという結果になりました。
②24時間利用の場合
次に、24時間利用のケースを見てみましょう。
新宿を出発して、1泊2日で富士山を見る旅行へ行きます。
(往復距離:220km)
24時間パックを利用した場合の料金は下記の通り。
タイムズカーシェア:6,690円+距離料金3,520円=10,210円
タイムズカーレンタル:5,184円+ガソリン代5,000円=10,184円
料金的には、ほぼ差がありませんでした。
この価格差であれば便利さを取る、ということで
結論、「タイムズカーシェア」がオトクです。
③48時間利用の場合
最後に、48時間利用の場合をシミュレーションします。
新宿から大阪まで、2泊3日で帰省しました。
(往復距離:1,000km)
48時間パックを利用した場合の料金は下記の通り。
タイムズカーシェア:8,230円+距離料金16,000円=24,230円
タイムズカーレンタル:6,048円+ガソリン代14,000円=20,048円
4,000円以上の差がつきましたので、
結論、「タイムズカーレンタル」がオトクです。
その他タイムズカーシェア記事
その他、タイムズカーシェアについて記載した記事は下記の通りです。
気になる記事がありましたらご参照ください。
タイムズカーシェアの魅力、トクする裏技、タイムズカーレンタルとの比較関連
返却時間に間に合わない、交通違反、事故、補償関連
まとめ
いかがだったでしょうか。
どちらのサービスも魅力的ではありますが、使うシーンによって使い分けることで、さらにオトクに利用できることがわかりましたね。
結論、2泊3日以上、かつ片道200km以上の遠出をするかどうかで使い分けるのがよさそうです。
2泊3日以上、かつ片道200km以上の遠出を、
する=タイムズカーレンタル
しない=タイムズカーシェア
という結果でした。
以上、最後までお読みいただき有難うございました。