【どっち?】風邪をひいたらお風呂に入った方がよい?症状別の入浴法,注意点について

本ページはプロモーションが含まれています




「風邪をひいた時にお風呂に入っていいのか?」

この問題について、毎回悩まされている方も多いのではないでしょうか。
特に、高熱が出たり寒気がする際には、お風呂に入ってよいものか判断に困りますよね。

私たちが子どもの頃は、とにかく風邪をひいたら「お風呂に入ってはいけない」とされていましたが、最近は医療も進み「お風呂に入った方がよい」とされるパターンもあることがわかってきました。

今回は 「風邪をひいた時にお風呂に入っていいのか?」という問題について、ケース別に解説していきます。

1,風邪をひいたらお風呂に入ろう


結論から言います。

風邪をひいたら、お風呂に入りましょう!
(ただし後述の注意点を守って)

お風呂に入ることで、風邪を早く治すための様々な効果を得ることができます。
免疫力を高め、心身ともにリフレッシュすることで体力回復を促すことが可能です。

ただし、風邪をひいた際の入浴についてはいくつか守ってほしい注意点があるので、最後まで読んでいただき、お風呂に入るべきかどうか判断してくださいね。

2,お風呂の効果


風邪をひいた時にお風呂に入っていいのか?
この問いを紐解くにあたり、まずはお風呂の効果について解説していきます。

<お風呂に入る効果>
・体を暖める
・血行を促進する
・筋肉の緊張をほぐす
・ストレス解消、リラックス効果
・良質な湿度を得られる
・体を清潔に保つ

適切な入浴は心身の健康に欠かせません。

まず、お風呂は体を暖め血行を促進します。
体をポカポカと暖かくすることで筋肉の緊張がほぐれ、リラックス効果を与えてくれます。
体を清潔にすることで気分もスッキリするので、結果、心身ともにリフレッシュできるのです。

風邪のひき始め・最中・回復期それぞれで、お風呂に入った方がよい理由・効果があります。
次項より、その内容について解説していきます。




3,ケース別入浴方法


ここからは、風邪をひいたケース別にオススメする入浴方法について解説していきます。

3-1,風邪のひき始め

風邪のひき始めに大切なのは、「免疫力」を高めることです。
人の身体というのは、体温が上がると免疫力高まりますので、身体を暖めることが大切です。

<オススメ入浴法>
お湯の温度:40-41℃
入浴時間:5-15分

熱い湯舟にサッと入るよりも、じっくりと体を暖めることをオススメします。
ただし長風呂は体力を使いますので、風邪のひき始めは無理せず10-15分ほどであがるようにしましょう。
湯冷めにより身体を冷やしては逆効果ですので、風呂上りはちゃんと体温をキープして寝られるようにしましょうね。

また、風呂上りはしっかり水分補給をしましょう。

3-2,長引く風邪

次に、風邪の最中や、風邪が長引いている際の入浴方法です。
体を暖める、というよりは「体力の回復」に適した入浴を行いましょう。

<オススメ入浴法>
お湯の温度:38-40℃
入浴時間:5-10分

身体を暖め血行を促進し、全身の緊張をほぐしてリラックスできるようにしましょう。
そうすることで、風呂上りの睡眠の質を高め、体力を回復させることができます。
くれぐれも湯冷めしないよう、風呂上りは早めに就寝することをオススメします。

また、風呂上りはしっかり水分補給をしましょう。

3-3,風邪の回復期

風邪の回復期は油断してしまいがちですが、完治を目指します。

<オススメ入浴法>
お湯の温度:39-41℃
入浴時間:5-15分

お風呂がぬるいと感じるようであれば、40-41℃で構いません。
気持ちよくリフレッシュした状態で眠りにつけるよう、気持ちよさ重視で入浴しましょう。

ただし冷たいシャワーを浴びたりすることはNG。
ポカポカと身体が暖まり、リラックスした状態でお風呂からあがるようにします。

ここで湯冷めしてしまうと風邪をぶり返す恐れもあるため、寝る前まではくつ下を履いたり、ちゃんと保温はしてくださいね。

また、風呂上りはしっかり水分補給をしましょう。

4,注意点、お風呂NGのケース


風邪をひいたら、お風呂に入りましょう!という話をしてきましたが、それはあくまで注意点を守ったうえでの話です。

場合によっては「お風呂に入らない方がいい」ケースもあります。

4-1,熱いお風呂に長風呂はNG!

まず、熱いお風呂に長い時間入ることはやめましょう。

風邪をひいている時というのは身体が病原菌と戦っている最中で、無意識に体力を使います。
熱いお風呂に長く入ることで余計な体力を使い、風邪を悪化させてしまう可能性があるのです。

前述の通り、少しぬるめのお風呂に5-15分入浴することで体力回復に努めましょう。

4-2,高熱・頭痛

高熱、もしくは頭痛を伴う風邪の場合は、無理してお風呂に入らない方がよいです。

お風呂に入ることで消耗する体力に回復が追い付かない、血行を促進して頭痛が悪化するという可能性があります。

無理してお風呂に入るよりも、安静にして体力温存、回復に努めるようにしましょう。

4-3,幼児・高齢者の風邪

赤ちゃんから幼児にかけての子どもや、高齢者が風邪をひいている場合。
この場合は、お風呂に入らない方がいいです。

もともと免疫力の低い状況のなかで、さらに風邪で免疫力が低下している状態にあります。
その状態の中で急激な温度差を与えることで、風邪を悪化させてしまう可能性が高いです。

無理してお風呂に入るよりも、安静にして体力温存、回復に努めるようにしましょう。




5,風邪予防に効果的な入浴法

とにもかくにも、風邪をひかないことが一番ですよね。

風邪予防には「自宅でできる温冷浴」がオススメです。

【実践】お風呂&冷水シャワーの「温冷交代浴」を1年間続けた効果

2018.01.06
初めは少し勇気がいりますが、慣れてしまえば毎日の習慣にできます。

室外・室内の温度差が激しいこれからの季節にオススメの風邪予防法です。

6,おわりに

いかがだったでしょうか。

風邪をひいたらお風呂に入ったらよいのか、その答えは「風邪をひいたら、お風呂に入りましょう!」でした。
ただし、お風呂に入らない方がいい、入ってはいけないケースもありますので、適切な入浴を心がけましょうね。

この記事があなたの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、有難うございました!