震災からペットを守る!もしもに備える4つの防災準備と避難マニュアル







2018年6月、関西で最大震度6弱を観測する地震が発生したのは記憶に新しいと思います。

いつ起こるかわからない地震や震災。
被災するのは人だけではなく、ペットも同じです。

パニックになって逃げ出してしまうペットも多く、飼い主とはぐれたペットは自治体によって保護されたり、中には処理されてしまうケースもあります。

そうならないためにも、いざという時にどう行動を取るべきか、事前に知識として身に着けておきましょう。

今回は、ペットを地震・震災から守るための防災準備と、同行避難について解説していきます。

1,地震によるペットの被災状況


地震、震災によって被害にあうペットは少なくありません。

過去の例でいうと、下記のようなことがペットの身に起こる可能性があります。

<ペット被災例>
負傷する(火傷・怪我)
迷子になり孤立する
孤立によるストレス・不安
保護しきれなくなり処理される
避難所でのトラブル

2017年におきた熊本県の震災時、自治体が保護したペットの数は犬・猫ともに1,000頭を超えています
その中で、ちゃんと飼い主が見つかったのは半数に満たなかったそうです。

ペットが被災しないためにも、どのようなことを準備すればいいのでしょう。
次項より、解説していきます。



2,ペットを守る!4つの防災準備


地震などの災害は、いつ起こるかわかりません。

いざというときに適切な対応ができるよう、事前の準備・知識が重要です。

今回は、ペットを守るために必要な防災準備を4つにまとめました。

2-1,備蓄品を準備しておく

ご自身の備蓄品はもちろん、ペットのためにも準備しておく必要があります。

とはいえ、特別なモノを買う必要はなく、普段使用しているペット用品と同じモノでOKです。

<備蓄品(ペット用)>
①飲食物
・ペットフーズ(保存期間が長いもの)
・予備の食器
・飲料水
※2週間分以上

②名札・鑑札
・飼い主の氏名・連絡先を記入
※年齢・ワクチン接種有無もあると理想的

③医薬品
・病気用:常備薬
・ケガ用:消毒薬・ガーゼ・包帯

④ペット用品
・リード、首輪
・ケージ、キャリーバッグ

⑤その他
・飼い主・ペットが写った写真
※迷子になったときのため
・トイレ用品
・タオル、ブラシ
・飼い主の匂いがついた服飾類
※ペットが安心します

2-2,預け先を見つける

ペットと一緒に避難所へ行けたとしても、自治体によっては断られる可能性もあります。

親戚・ペットを飼っている友人など、預けられる先を事前に見つけておきましょう

普段あげているものや健康状態、生活パターンなど、預け先に渡す「ペット用メモ」も準備しておくと安心です。

2-3,予防接種

避難先や預け先での加害を防ぐため、事前に予防接種は行っておきましょう。
感染予防のワクチン接種、狂犬病予防の注射は必須です。

2-4,名札をつけておく

飼い主の氏名・連絡先を記入した名札をあらかじめつけておくと安心です。

災害発生時に迷子になってしまうと、いざ見つかっても飼い主を特定できる証明が無いと受け取れないケースがあります。

ペットが離ればなれになっても、少しでも早く見つけられるよう、名札・鑑札は普段からつけておきましょうね。

3,ペットと同行避難する


ここからは、地震・震災が起きてしまって避難が必要となった場合のケースです。

ペットと避難所へ一緒に行くことを「同行避難」といいます。

3-1,同行避難とは

同行避難とは、災害発生時に飼い主がペットと避難所へ同行することです。

ただし、ペットと同行避難したとしても、飼い主とペットが同じ場所で過ごせるとは限りません

各自治体・避難所のルールに従い避難生活を過ごすようにしましょう。

避難所の環境がペットにとって望ましくなかったりした場合は、ペットを自宅に待機させて定期的に世話をしに自宅へ戻るか、事前に見つけておいた預け先へお願いすることも考えておきましょう。

3-2,注意点

まずは先述の通り、避難所では各自治体・避難所のルールに従って生活する必要があります。

人とペットは同じ場所で生活できない可能性が高いですので、事前に理解しておきましょう。
敷地内の屋外に専用スペースを設け、その場所で飼育するケースが多いようです。

また、避難所では基本ペットへの防災準備は用意されていません
ペット用の物資は飼い主の責任ですので、先述の事前準備をしっかり整えておきましょう。

最後に、近隣トラブルに発展しないよう、普段からのしつけにも気を付けておきたいですね。

ペットの排泄物の後始末、鳴き声など騒音による近隣トラブルが多いので、事前に対策法を考えておけると理想的です。



4,まずは自分の身を守る


ここまでペットを守る防災準備・同行避難について解説してきました。

1つ覚えておいて頂きたいのは、災害が発生したら「まず自分を守る」ということです。

自分が動けないと、ペットを守ってあげることはできませんからね。

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ペットを守るためにも、飼い主であるあなたが健全な状態で動けるようにしましょう。

5,まとめ

いかがだったでしょうか。

災害はいつ起こるかわかりません。いざというときに適切な対応ができるよう、日ごろからの備え・心構えが重要です。

この記事が、いざという時の参考になれば幸いです。

以上、最後までお読みいただき有難うございました。