【これで完璧】飲み会マナーに必要な7つのポイントを中堅社員が徹底解説!

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歓迎会、忘年会、サクッと1杯。

サラリーマンでいる以上、「会社の飲み会」はつきものです。

仲間内の飲みとは違い、会社の上司がいる場では色々と気をつかいますよね。
現に、彼らはあなたの飲み会における言動をよく見ており、よく覚えています。

いくつもの飲み会を経験してきた中堅社員だからこそ言えますが、会社の飲み会で必要なマナーは7つだけです。

飲み会は、職場の仲間と距離をグッと縮められる「コミュニケーションの場」であり、デキる男っぷりを見せる「チャンス」でもあります。

今回は、会社の飲み会で押さえるべき「7つの飲み会マナー」を徹底解説していきます。

7つでOK!飲み会マナー

友達同士で飲むのは好きでも、会社の飲み会となると「苦手だな。。」と感じる人は少なくありません。

周りに気を遣って楽しく飲めない、大人数で飲むのが苦手。
私が若手の頃も、飲み会後はクタクタに疲れて帰ったものです。

その苦手意識の裏側には「相手にデキないと思われたらどうしよう」「飲みの場でどう振る舞えばいいかわからない」という悩みがありました。

その悩みを解決すべく、手探りの中で幾多の飲み会を経験。

その経験でわかったことは、会社の飲み会で必要なマナーは「7つだけ」ということです。

<7つの飲み会マナー>
1,下座を制する者は飲み会を制す
2,灰皿は「人数×1.5皿」
3,乾杯するときのグラスの位置
4,食事の取り分け
5,お酌のタイミング
6, 乾杯・〆の挨拶は根回しを
7,余裕を持ち、自分も「楽しむ」

ここからは、会社の飲み会で押さえるべき「7つの飲み会マナー」について順に解説していきます。



1,下座を制する者は飲み会を制す


居酒屋に着いたら、まず「下座」を確保しましょう。

飲み会に限らず、席順にはマナーがあります。
目上の方は上座(個室の一番奥)、目下は下座(入口に近い席)に座ることで、上座の方に敬意を示すというものです。

ただ、下座に座る理由はそれだけではありません。
入口に近い席を確保することで「デキる幹事」を演じるのです。

お酒の追加注文を受ける、店員を呼ぶ、運ばれてきた食事を渡す、空いたグラスを受け取る。

これらを一番リードしやすいのは、下座に座る人なのです。

飲み会における「お願い」を聞いてあげる立場となり、飲み会を円滑に回しましょう。
下座を制する者が、飲み会を制すのです。

2,灰皿は「人数×1.5皿」


下座に着席できた次は、おしぼりや皿といった「人数分必要なものがあるか」の確認です。
人数分用意するのは当たり前として、ポイントは灰皿の数。

灰皿は「人数×1.5皿」用意しておきましょう。

多すぎるように思いますが、結論から言うと「替えの灰皿をすぐ出せるようにする」ためです。

灰皿が吸い殻で埋まってきたら、キレイな灰皿に取り換えてあげる。
この気配りができるだけで、喫煙者からの評価は高まります。

また、飲み会の途中から参加した喫煙者がいる場合にも、スッと灰皿を出してあげれば「気が利くやつ」と思ってもらえます。

灰皿は多めに確保し、手元に置いておきましょう。

3,乾杯するときのグラスの位置


意外と知らない人が多いのが、乾杯するときのグラスの位置です。

乾杯の時は、目上の人よりもグラスを低い位置にする。
これだけです。

あとは、できれば一回目の乾杯でグラスが届かなかった人にも、自分から乾杯をしにいきましょう。
特に年配の人は乾杯が好きなので、これらができるだけで「好印象」から飲み会をスタートすることができますよ。



4,食事の取り分け


食事の取り分けについては悩まれる方が多いと思います。

食事の取り分けは、基本「1品目のサラダ」だけでOKです。

目上の人の分から順に、皿に取り分けていきましょう。
取り分ける量は、全員分取り分けて「少し余る」くらいが丁度いいです。

すべての食事を取り分けてしまうと「あれがもっとほしかった」「食べたくないのにお皿にずっと料理が残る」という不満に発展する可能性もあります。

あとの食事は「自由に取って頂いた方がいいですよね」と了承を得たうえで、勝手に取ってもらいましょう。

5,お酌のタイミング


お酌をするタイミングについて。

基本、1杯目は瓶ビールを目上の方から注いでいくことです。
問題は、2杯目以降のお酌のタイミングです。

結論、残り2割まで減ったタイミングで「いかがですか?」と一言かけたうえで、お酌をするようにしましょう。

グラスやおちょこにお酒が半分以上残った状態でお酌をしにいくのは「早く飲め」と暗に言っているようなもの。

また、無言でお酒を注ぐのも失礼にあたります。
相手も「次は違うお酒が飲みたいな」と思っていたかもしれませんしね。

お酌を断られた場合は「違うお酒にされますか?」とメニューを差し出して、追加注文してあげるようにしましょう。

逆に自分がお酌される場合は、グラスに残ったお酒を飲めるだけ飲んでからお酌してもらうようにしましょう。
※全部飲む必要はありません!

あまりお酒を飲めなくても、お酌してくれる相手の目の前で「グラスを空けようとした」誠意を見せることが大切です。

6,乾杯・〆の挨拶は根回しを


会社の飲み会には、乾杯やシメといった「節目」で挨拶をする文化があります。

乾杯の挨拶は、上から2番目もしくは勢いのある(ノリのいい)中堅以上の人。
シメの挨拶は、最も目上の方に挨拶してもらうのが基本です。

大切なのは、挨拶してもらう方を決めたら事前に「根回し」をしておくこと。
飲み会の前日までに挨拶をお願いする旨を伝えて了承を得ることが大切です。

当日や飲み会の場で急に頼むのは失礼にあたりますし、「準備のできないやつ」と思われてしまう可能性があります。

逆に、事前にしっかり根回ししておくことで「誠実」な対応を見せることができるのです。



7,余裕を持ち、自分も「楽しむ」


最後は、余裕を持って、自分もその飲み会を「楽しむ」ことです。

1番大切なことであり、人によっては1番難しいかもしれません。

「あれもこれも」と気を遣いすぎると、その雰囲気が相手に伝わります。

マナーに気を遣いすぎて「こちらまで気を遣う」と思わせてしまう。
逆に「マナー違反」となってしまうのです。

上でご紹介した6つのマナーだけに集中し、あとはコミュニケーションの場を楽しむことが大切です。

あいつは気配りもできるし、一緒に飲んでいて楽しいやつだ
そう思わせれば、あなたの勝ちです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回ご紹介した7つのポイントさえ押さえれば、若手としての飲み会マナーは完璧です。

飲み会は、職場の仲間と距離をグッと縮められる「コミュニケーションの場」であり、デキる男っぷりを見せる「チャンス」でもあります。

この記事が、飲み会が苦手な人にとって「楽しむ」ためのヒントになれば幸いです。

以上、最後までお読み頂き有難うございました!