【Suica】払い戻し(返金)でトクするコツまとめ

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交通系ICカード、使い勝手が広がってとても便利になりましたね。
交通機関の利用だけでなく、買い物でも使える場所がどんどん増えてきました。

そんなICカードの代表格ともいえるのが「Suica(スイカ)」です。

定期券にチャージして使用している人がほとんどかと思いますが、異動などの引っ越しで「使わなくなったSuica」が眠っている人も多いのではないでしょうか。

そのSuica、眠らせておくにはもったいないですよ。
うまく払い戻しができれば、余計な手数料なしにお金が返ってきます。

今回はSuicaの払い戻し方法と、得するコツについてご紹介します。

※この記事の画像は公式HPより引用しております

1,Suicaの払い戻し方法

使わなくなったSuicaを払い戻す方法は非常に簡単です。
結論、JRに設置されている「みどりの窓口」に行けばいいだけです。

ただし、いくつか注意点があります。

1-1,Suicaの種類をチェック

Suicaには2種類あります。

<Suicaの種類>
①記名式Suica(定期券)
②無記名式Suica

①記名式Suica(定期券)


記名式Suica(定期券)の場合、払い戻しをするためには「公的証明書(免許証等)」が必要です。

また本人以外が払い戻しをする場合、下記3点が必要となります。

<本人以外が払い戻しする場合>
必要な書類:3点
・本人の証明書
・委任状
・代理人本人の証明書

記名式のSuicaを払い戻しする際は、事前にチェックしておきましょう。

②無記名式Suica


無記名式Suicaの場合は、記名式とは異なり確認書類等は必要ありません。
Suicaを持ってみどりの窓口に行くだけで、対応が可能です。

1-2,払い戻しする駅の確認

Suicaは、「JR東日本」が発行しています。
つまり、JR東日本以外の駅では、払いもどしを受け付けてもらえません。
事前に、JR東日本の駅かどうか、確認しておきましょう。

1-3,みどりの窓口へ


上記事前チェックが完了したら、駅の「みどりの窓口」で払い戻しを依頼しましょう。
駅に設置されている無人機器では対応することができません。

また、払い戻し=カード返却です。
払い戻しをするとSuicaは返ってきませんので、そこも注意してくださいね。

実際の手続きは1分ほどで完了しますので、事前のチェックさえしていればとても簡単に完了できます。

2,Suica払い戻しで得するコツ

ここからは、Suicaの払い戻しで得をするコツをいくつかご紹介します。
これを知らないと余計な手数料を取られたりするので、しっかり確認しましょう。

2-1,払い戻しルール

Suicaの払い戻しには下記の通りルールがあります。
記名式、無記名式でそれぞれ異なりますので、ご自身に合った方をご参照ください。

<①記名式Suica(定期券)>
定期券の払戻額 + チャージ残金-手数料220円+預り金500円

定期券の払い戻し額 と入金(チャージ)残金の合計金額から、手数料220円を差し引きます。
その金額から、もともとの預り金(デポジット)500円を加えた額が返金額です。

ただし定期券の有効期限を過ぎている場合は、定期券の払い戻し額 を除いた金額が返金されます。

<②無記名式Suica>
チャージ残金-手数料220円+預り金500円

入金(チャージ)残金の合計金額から、手数料220円を差し引きます。
その金額から、もともとの預り金(デポジット)500円を加えた額が返金額です。

2-2,トクするコツ

上記ルールをみると、「手数料220円」が引かれていますね。
今回ご紹介するトクするコツは、その手数料がかからないようにする方法です。

ルールは「払い戻し額」=「カード内残金」-「手数料(220円)」+預り金です。

このカラクリを利用します。

例えば「カード内残金」が「手数料(220円)」を下回った場合どうなるかというと、払い戻し額が相殺されます。

つまり、カード内の残金を220円以下にすることで、手数料分の差し引きを抑えることができるのです。

<払い戻し例>
<例>
①残金1,000円の場合
払い戻し780円+預り金500円=1,280円返金
→220円の損
②残金100円の場合
払い戻し0円+預り金500円=500円返金
→100円の損
③残金0円の場合
払い戻し0円+預り金500円=500円返金
→損なし

結論、Suicaのチャージ残金を減らせば減らすほど、払い戻し時にはトクするということになります。

3,まとめ

いかがだったでしょうか。

眠らせたまま処分に困っているSuicaがあれば、最高500円の返金を目指して払い戻しをオススメしますよ。

最後までお読み頂き有難うございました!