郵便料金が2019年10月から値上げされます。
値上げ対象や料金、注意点についてはこちらの記事を参照ください。
日本郵便が提供する配送サービス「新特急郵便」をご存知でしょうか?
当日午前中に差し出せば「当日17時頃まで」に配送するという「速達」を超えるサービスです。
利用するためには事前登録や地域制限といった条件が存在しますが、速達で間に合わない・至急配送したいという切り札として便利なサービスです。
速達よりも早く届けることができる
有料のオプションである
利用するためには条件・制限がある
追跡問合わせ番号あり
書留(損害賠償)オプション付与可能
新特急郵便を利用するときは緊急を要することが多いかと思いますので、事前に利用方法や注意点を知っておくと「いざ」という時に便利ですよ。
今回は「 新特急郵便 」のサービス内容、利用方法と注意点について解説していきます。
※この記事の画像は公式HPより引用しております
▼目次
1, 新特急郵便のサービス内容
新特急郵便 とは、 日本郵便が提供する配送サービスの1つです。
お急ぎの郵便物を「速達」よりも早く届けたい、当日届けたいというときに利用するサービスとなります。
もちろん、個人でも利用可能。
次の項目より、新特急郵便のサービス内容について解説していきます。
1-1,いつ届く?(お届け日数)
速達より早く配送可能ということは、いつ届くのでしょうか?
おおむね午前中の差し出しで、当日午後5時頃までに配達することが可能です。
もちろん当日の配送状況により変動はしますが、少しでも早く届けたい場合は利用価値がありますね。
1-2,送れるもの
まず、新特急郵便で送れるものは限られているので注意が必要です。
・定形郵便物
・定形外郵便物
1-3,利用料金
新特急郵便は、利用料金が一律で決まっています。
一律:822円
1-4,利用可能オプション
新特急郵便では下記の通り郵送オプションを利用することが可能です。
①書留・特定記録
内容品の破損・未達の場合、申し出のあった額を上限とした実損額を賠償できます。
2,利用するための条件/注意点
至急を要する際には便利な新特急郵便。
ただし、利用するためには以下の条件を満たす必要がありますので注意が必要です。
2-1,利用できる地域
新特急郵便のご利用が可能な地域は、以下のとおりです。
札幌市内 (南区の一部を除きます。)
東京都区内
名古屋市内
大阪市内
福岡市内 (島しょを除き、引き受けは中央区および博多区に限ります。)
上記以外では利用できませんのでご注意ください。
2-2,利用できるサイズ
利用できるサイズにも制限があります。
長さ・幅・厚さの合計が90cm以内
一辺の最長は60cm以内
重さは4kg以内
また利用できるサービスは前述の通り定形郵便物、定形外郵便物のみですのでご注意ください。
2-3,事前登録&継続利用が必要
これが一番ハードルが高いかもしれません。
新特急郵便を利用するためには、下記条件を満たす必要があります。
ご利用の際には、事前に申し込みが必要
定期に継続して差し出すことが必要
郵便局に行ってすぐに利用できる、というお手軽なサービスではないのでご注意ください。
3,利用方法
では、新特急郵便はどうすれば利用できるのでしょうか。
以下の2通りの差出方法よりお選びください。
①取扱地域の各集配郵便局が派遣する局員への差し出し
※あらかじめ電話で申し込みが必要
②集配郵便局または日本郵便が指定した郵便局の窓口に差し出し
前日した利用条件を満たし、かつ締め切り時間に間に合う場合、窓口で専用の伝票をもらうことができます。
その伝票を記載し、荷物に貼って差し出せば完了です。
ただし郵便局によっては伝票の在庫がない場合がありますので、事前に電話して締め切り時間・伝票の有無を聞いておきましょう。
ちなみに伝票には追跡問い合わせ番号が記載されているので、発送後に追跡することが可能です。
4,関連するサービス
新特急郵便が利用できるサービスの1つ、定形外郵便についてまとめています。
5,その他のオススメ配送方法
小さいモノから大きなモノまで、最もコスパのよい配送方法についてまとめました。
あなたに最適な配送方法を見つけてみましょう!
6,まとめ
ネットオークションの普及もあり、発送方法の選択肢はどんどん増えてきていますね。
至急配送が必要なケースもこれから出てくるかと思います。
「いざ」という時にすぐ活用できるよう、この記事がご参考になれば幸いです。
発送方法の選択により、賢く発送コストを削減しましょう。
コスト削減の積み重ねが、利益拡大に繋がります。
以上、最後までお読み頂き有難うございました。