ストレス、疲れ。
私たちが働くうえで、切っても切れない存在ですよね。
翌日に持ち越さないためにも、できる限りその日のうちに解消してしまいたいものです。
私もストレス・疲れ解消のため、あらゆる方法を試してきました。
そんな中、1年前から始めて今も効果を感じることができる方法をついに見つけました。
それは『温冷交代浴(温冷交互浴)』です。
時間・お金・効果ともに最高のコスパなので、下記に当てはまる人には特にオススメです。
①帰宅が夜遅いので時間をかけたくない人
②なるべくお金は使いたくない人
③自宅でカンタンにできることがいい人
④そのうえで最大限の効果を得たい人
今回は、1日の疲れ・ストレス解消に効果バツグンの『温冷交代浴(温冷交互浴)』についてご紹介します。
▼目次
1、温冷交代浴(温冷交互浴)について
①温冷交代浴とは?
「温冷交代浴(おんれいこうたいよく)」とは、「温かいお湯」で温めた体を「冷たい水」で冷やすことを繰り返す入浴法のことです。
別名、温冷浴、交代浴、温冷交互浴とも言われています。
温かいお風呂で暖め、冷たい水でシメる。
サウナに入った人が水風呂に入る風景を銭湯でよく見かけますが、あれも温冷交代浴の1種です。
②温冷交代浴の効果
・自律神経活性化
・血行促進効果
自律神経は血圧・脈拍を上げる交感神経と、逆にそれらを下げる副交感神経のバランスをつかさどっています。
そのバランスを整える力が弱まると、冷え症や肩こりにつながったり、風邪を引きやすくなります。
温冷交代浴は、その自律神経を温水・冷水で活性化させることで活発化させ、体調のバランスを整え風邪を引きにくくする入浴法なのです。
また、血管の伸縮作用を活発化させることで血行促進の効果もあります。
血行をよくすることで、疲れの原因である乳酸・疲労物質をいち早く取り除くことが可能です。
温冷交代浴は本来、銭湯や温泉施設などにある「水風呂」を使うのが最も効果的ではありますが、毎日続けるとなると時間もありませんし大変な出費ですよね。
次からは、自宅で簡単にできる温冷交代浴の方法について解説します。
2、自宅でできる温冷交代浴
ここからは、自宅でできる温冷交代浴の方法について解説していきます。
自宅での温冷交代浴は、湯舟・冷水シャワーを使います。
その方法は全部で4ステップ。順を追って説明していきますね。
①温冷交代浴の4ステップ
自宅で温冷交代浴をおこなう場合、下記4ステップを順におこないましょう。
①温かいお湯で体を温める
②冷水シャワーを浴びる
③上記①、②を2-3セット繰り返す
④冷水シャワーで終わる
いつも自宅でお風呂に入られている方は、まずはいつも通り入浴ください。
私の場合、41度のお湯で5-10分ほど温まっています。
額にじんわり汗をかき始めるくらいがベストです。
②冷水シャワーを浴びる
次に、冷水シャワーを浴びます。
下記の通り、なるべく心臓の遠い部分から浴びていきます。
足→脚→腰→右腕→左腕→首→頭
冷水シャワーを浴びる時間ですが、夏だと20-30秒、冬だと10-15秒くらいで大丈夫です。
③上記①、②を2-3セット繰り返す
湯舟に入る、冷水シャワーを浴びる、のセットを2〜3回繰り返します。
体調によっては、セットの間に30秒~1分間の休憩を入れても効果的です。
④冷水シャワーで終わる
最後は冷水シャワーを浴びてから、風呂場を上がるようにしましょう。
以上の4ステップで完了です。
②温冷交代浴の効果を高めるには
温冷交代浴と聞くと、冷水シャワーを浴びるところで皆さん心が折れてしまいがちです。
しかし、温冷交代浴では温まった身体を冷水シャワーでシメることがとても重要です。
最初は足→腰までにしたり、徐々に慣れていくと良いでしょう。
また、最後は必ず冷水シャワーで終えるようにしましょう。
冷たさで体の表面の毛穴が閉じるので、体の中の熱が逃げず、温浴で温まった体温が保温された状態になります。
一度やるとわかりますが、体の中からポカポカと気持ちいい感覚になりますよ。
③温冷交代浴時の注意
温冷交代浴の際は、効果が大きい反面、体への負担も大きくなります。
以下に当てはまる方は実践をお控えいただく、もしくは医師相談のうえ実践ください。
・高血圧
・心臓・循環器系の疾患/持病
・重度の炎症/外傷
・発熱/体調不良
・薬を継続して服用している方
・食後すぐ(1時間は空けましょう)
・お酒を飲んだ後
3、1年間で実際に感じた効果
温冷交代浴ですが、始めてから1年間が経過しました。
結論、時間・お金・効果ともに最高のコスパを感じています。
①ぐっすり眠れるようになった
②仕事オフのスイッチになった
③風邪を引きにくくなくなった
④精神的に強くなった
順を追って説明していきます。
①ぐっすり眠れるようになった
一度試してもらえればわかると思いますが、温冷交代浴の後はめちゃくちゃ眠くなります。
エアコンや運動不足で普段甘やかされている自律神経が活発になったり、血行がよくなることで「気持ちイイ疲れ」を得られるからかもしれません。
また先述の通り、冷水シャワーで終わることで体の中からポカポカしてきます。
これが最高に気持ちイイんですよね。
気持ちいい疲れ、保温効果のコンボでぐっすり寝つけるようになりましたよ。
②仕事オフのスイッチになった
家に帰ってからも仕事のあれこれ・考え事が頭をよぎり、スッキリしないまま寝付く日が多くありました。
ただ温冷交代浴を始めてからは、温冷交代浴が仕事「オフ」のスイッチになりました。
冷水シャワーを頭から浴びるとき、頭の中が空っぽになるんですよね。
「頭を冷やせ」とはよく言ったものだなと感心します。
そして温冷交代浴の後は自然と眠たくリラックス状態になるので、自然とオフの状態に。
仕事のオンオフが付けにくい人や、リフレッシュした状態で考え事をしたい人にはうってつけですよ。
③風邪を引きにくくなくなった
これは個人差があるかもしれませんが、温冷交代浴を始めてから大きな風邪を引かなくなりました。
例年、季節の変わり目や年末年始の時期になると熱が出たり咳が止まらなくなるのですが、改善されています。
自律神経が鍛えられたことで、自身の体調管理能力が上がったのかもしれません。
④精神的に強くなった
これは滝行に近いかもしれません。
心の静寂と言いますか、以前よりトラブルに直面した際に早く落ち着きを取り戻せるようになりました。
毎日続けているので、日々不安感がリセットされている影響も大きいかもしれません。
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今回は、1日の疲れ・ストレス解消に効果バツグンの『温冷交代浴(温冷交互浴)』についてご紹介しました。
実際に始めるまでは、私もにわかにその効果を信じていませんでしたが、いざやってみると想像以上の効果を感じることができました。
初めは冷水シャワーは勇気がいりますし苦しいと感じますが、今では温冷交代浴をしないと1日が終わった感じがしません。
今年は温冷交代浴によるパフォーマンス最大化でスタートダッシュを切ってみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたのパフォーマンス向上のヒントになれば幸いです。
以上、最後までお読みいただき有難うございました。