「ミシュランガイド東京」の一つ星を獲得したラーメン店「鳴龍(なきりゅう)」。
「マツコの知らない世界」という番組でマツコ・デラックスさんに絶賛されたりと、各メディアがこぞって取り上げる超人気店です。
海外から鳴龍のラーメンを食べにくる観光客も多く、行列のできるラーメン店としても有名ですね。
その行列の長さから何度もリタイアしていたのですが、雨の日の開店前を狙うことでようやくお店で食べることができました!
今回は、鳴龍(なきりゅう)の店舗情報と食べるべきメニュー、実際の行列について解説していきます。
※この記事の一部画像は公式HPより引用しております
1,鳴龍について
①店舗情報
まずは、お店の情報をご紹介します。
▼店名
創作麺工房 鳴龍(なきりゅう)
▼アクセス
JR山手線 大塚駅南口より徒歩6分
▼席数
10席(カウンターのみ)
▼食べログ詳細
②ミシュランガイド東京で一つ星を獲得
厳選されたレストランのみが掲載される格付けガイド「ミシュランガイド」。
鳴龍は、東京都内のレストランを掲載した「ミシュランガイド東京」に、2017年〜2019年と3年連続掲載、かつ一つ星を獲得しているラーメン店です。
掲載されることすら難しいミシュランガイドですが、高級レストランや割烹が掲載される中「ラーメン店」として掲載され、かつ星を獲得している数少ない超優良店であると言えます。
③メディア・業界も大注目
2017年5月に放送されたTBS系列の番組「マツコの知らない世界」。
その担担麺特集で紹介され、マツコ・デラックスさんが「いや、初めてだわ」と感心したことも、鳴龍の人気に拍車をかけました。
日清食品とのコラボである「有名店シリーズ 鳴龍 担担麺」も発売されるなど、メディア・業界からも高い注目を集めています。
2,行ってきました
ということで、実際に鳴龍(なきりゅう)へ行ってきました。
JR山手線の大塚駅南口から、歩いて6分ほどで到着します。
①行列について
どうしても鳴龍に行きたかったので、平日・雨の日・開店前という3つの条件が整った日に行こうと決めていました。
到着したのは、開店30分前の11時。
1番乗りだろうと張り切っていましたが、そこにはすでに10名待ちの行列が。
平日の雨の日に、傘を差しながら、開店30分以上前から待つ人たちが10人もいるという状況に驚きました。
ちなみに、私が食べ終わった12時過ぎの状況はこちら。
ざっと40人ほどが行列していました。
晴れた休日だと2時間待ちもザラですので、軽い気持ちで行くとケガをすることは覚えておいてください。。
②食べるべきメニュー
さて、自分の番が来るまでメニューを眺めながら待ちます。
しかし、すでに注文するものは決まっています。
「担々麺+特製トッピング(1,350円)」と「ライス(150円)」です。
鳴龍に来たら「特製トッピング」を食べないと後悔しますんでね。必ず注文しましょう。
またご飯ものでは「チャーシューご飯」も人気ですが、担々麺のスープを存分に味わいたいなら、シンプルに「ライス」を注文することをお勧めします。
注文は券売機方式。
食べたいメニューをポチってから、カウンター席へ向かいましょう。
3,食べてきました
席に着いて食券を渡してからは、5分ほどで着丼です。
①担々麺+特製トッピング(1,350円)
②ライス(150円)
合計:1,500円
最高に食欲をそそる、美しいビジュアルです。
では、いただきます!
まずは、メインの担々麺から。
担々麺というとゴマダレを使用したこってりスープが多いですが、こちらのスープはサラリとしており、旨味のあるダシを前面に感じます。
ダシは牛・豚・鶏の動物系ガラを使用、そのほか牡蠣・野菜などを加え煮つめたというこだわり。
しょうゆ・黒酢・芝麻醤・ラー油がブレンドされており、スパイシーさは感じますが、辛さはマイルド。
辛さ・酸味・旨味のバランスが抜群です。
麺はサラリとした麺によく絡む細麺。
店主自ら作ったという自家製麺で、小麦の香りが麺をすするたびに抜けていきます。
こういった細麺は硬めに茹でられてあるのが王道ですが、少し柔らかめ。
硬めが好きな方はリクエストしてみてよいかもしれません。
具材は、豚ひき肉・青ネギ・そしてナッツ。
これらを合わせて食べるともう抜群に美味しいです。
次は、特製トッピングを頂きましょう。
内容は、薄切りチャーシュー1枚、炙り焼きチャーシュー2枚、鶏つくね1個、味付玉子1個、海老ワンタン1個、青菜のおひたし。
せっかくなので担々麺の上にトッピングしてみました。
特に美味しかったのは、炙り焼きチャーシュー。
レアに焼き上げられたチャーシューは肉厚なのにジューシーで、香りもよく食べ応えがあります。
これだけでもご飯が進みまくるくらい美味しい。
ちなみに味付玉子はスタンダードな半熟でした。
あまりトロトロすぎると卵黄がスープに混じって味が変わりますからね。
マイルドなスープを邪魔しない、ベストな仕上がりだと思います。
ちょい足しスパイスとして、テーブルにはコショウ・花山椒が用意されています。
私は花山椒が大好きなので半分ほど食べ進めたところで投入しました。
爽やかな香り・シビレが加わることで、また違った味わいを楽しむことができるためおススメです。
さて、8割ほど食べ進めたらライスの出番。
炊き加減は水分少なめ、米の粒が立つベストな仕上がり。
スープに残ったナッツ・挽き肉・チャーシューと一緒におじやにして頂くと天国の扉が開きます。
ごちそうさまでした!
その他オススメのラーメン店
今回ご紹介したお店以外にも、オススメのお店はまだまだあります。
下記検索ページにて記事を掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
都内の担々麺を食べ歩いていますが、鳴龍の担々麺はマイルド系担々麺の最高峰だと思います。
スープ・麺・具材とサービスにおいてムダ・スキが無いんですよね。高級中華料理店のコースに出てくるような、完成度の高い担々麺だと思います。
まさに優等生な担々麺だからこそ物足りないと感じる方も出てくるかと思いますが、万人受けするのは間違いないでしょうね。
他にも担々麺・汁なし担々麺のことを書いた記事もありますので、参考にしてみてください。
以上、最後までお読みいただき有難うございました。