①汁なし担々麺
②サラダ/スープ/ライス
お会計:880円
<感想>
星なし:特筆すべき点なし
☆ :おいしい
☆☆ :おいしくコスパも良い
☆☆☆:特においしくコスパも良い
★☆☆:遠回りしてでも食べたい
★★☆:何度でも通いたい
★★★:卓越した料理
「本場」の味を楽しめる店が多くあることが、東京の良いところだと思います。
韓国、インド、タイ、中国。日本でメジャーな異国の食文化は数あれど、今回ご紹介するのは「中国 四川」です。
その四川料理の中でも「家庭料理」という切り口からメニュー展開している珍しいお店。
看板メニューである「汁なし担々麺」が「孤独のグルメ」で取り上げられたこともあり、人気に火が付きました。
今回は本場四川の家庭料理「汁なし担々麺」で高評価を得ている人気店、「楊(ヤン)2号店」のランチに行ってきました。
1,お店情報
まずはお店の情報をご紹介します。
▼アクセス
丸ノ内線池袋駅:1b出口から徒歩1分
JR池袋駅:西口から徒歩3分
▼席数
26席
テーブル20席、カウンター6席
▼食べログ詳細
2,混雑状況/入店
池袋の西口から3分ほど歩きますが、場所としてはわかりにくいです。
「蒙古タンメン」の向かいにある細道の突き当たりにあります。
到着時刻は13時頃。
行列はありませんでしたが、店内のテーブルはすべて埋まっていました。
奥のカウンターに案内され、メニューを渡されます。
さて、メニューですが1番人気は「汁なし担々麺(880円)」です。
今回はこちらを頂きます。
汁なし担々麺を頼むと必ず「辛いよ?」と聞かれます。
この脅し(注意喚起)に不安を感じた方は、辛さ控えめもできますのでスタッフの方に相談しましょう。
テーブルには酢、そして自家製の辣油が置かれています。
二枚看板の「羽根つき餃子」を注文された方は、こちらの酢と辣油で食べることをオススメします。
こちらのお店には何度もお世話になっていますが、常に賑わっているお店です。
その人気に火を付けたのが、テレビ東京で放映されているドラマ「孤独のグルメ」です。
主人公がこちらのお店の汁なし担々麺を食べたことにより、そのインパクトと美味しそうな表情が全国ネットで流れ、「聖地巡礼」として訪れる人が後を絶たないそうです。
またTBSテレビ「マツコの知らない世界」でも担々麺特集で紹介されたこともあり、その人気に拍車がかかっています。
3,実食!いただきます
着席から5分ほど経ち、やってきました。
「汁なし担々麺」着ドンです。
①汁なし担々麺
②サラダ/スープ/ライス
お会計:880円
麺、肉そぼろ、青菜、砕いたナッツが添えられています。
麺が真っ白ですが、本場四川のタレはその麺の下に潜んでいます。
よくかき混ぜてからが本番です。
混ぜ終わった汁なし担々麺がこちら。
麺がタレを吸うので、汁気はほとんどありません。見た目はナポリタンのよう。
では、いただきます!!
まずは、麺をぐいっと引き上げます。
こちらのお店では担々麺には珍しい乾麺を使用しており、そのモチモチした食感が特徴です。
ズシっとした重みを箸から感じながら一口。
麺にコシはありませんが、柔らかくモッチリとした食感が独特です。
汁なし担々麺はモチっとはしていても歯切れのいい麺を使うのが王道ではありますが、この絡みつくような柔らかさが辛いタレに相性が良く、クセになる味わいです。
食感を感じた後、ジワリジワリとやってくるのが「麻(マー)」、いわゆる山椒のシビレです。
辛みもパンチが効いているのですが、やはり四川の本領はシビレ。
辛さ普通を頼みましたが、十分すぎるほどのシビレで口の中がバチバチとシビれます。
ひるみそうなシビレではありますが、不思議なことにもう一口、もう一口と食が進みます。
青菜のシャキシャキとナッツの歯ごたえが、麺のモチっとした食感の良いアクセントになりますので、飽きずに食べ進めることができます。
麺を食べ進めたら、タレの絡んだ具材とサービスライスを一緒に食べるのも良いです。
付け合わせのサラダ、スープは特徴のない味ですが、箸休めとして食べ合わせると丁度いいです。
食後は杏仁豆腐。
サッパリした甘さが、バチバチと痺れた口を癒してくれます。
ガツガツと食べ進め、あっという間に完食です。
ごちそうさまでした!
4,まとめ
楊さんの汁なし担々麺は、正直クセが強いです。
モチモチの麺、強烈なシビレのタレ、店内の雰囲気が独特なので、担々麺初心者にはあまりオススメできません。
ただし、担担麺が好きな方であれば、好みにハマればその味の虜になることは間違いないインパクトがあります。
個人的にもふっと「また食べたい」と思いだす味ですので、味わったことのない方はぜひ訪れてみてくださいね。
それでは皆様、すてきなリーマンランチを!