皆さんは、日本三大秘湯をご存知でしょうか。
徳島県:祖谷温泉
青森県:谷地温泉
北海道:ニセコ薬師温泉
上記3つが、日本三大秘湯と呼ばれています。
その中でも特にオススメしたいのが、徳島県三好市にある「祖谷温泉」。
ケーブルカーで谷底へ降りたり、切り立った山々・エメラルドの川と「抜群の秘湯感」を楽しめるため、 温泉好き、旅行好きのどちらにもオススメしたい秘湯です。
今回はそんな 日本三大秘湯のひとつである「祖谷温泉」日帰り旅行に行ってきましたので、ご紹介したいと思います。
また、祖谷温泉に行くならここも行っておくべき、というオススメの観光スポットもご紹介します。
※この記事の画像は公式HPより引用しています
▼目次
1,祖谷温泉について
1-1,祖谷温泉とは
日本三大秘湯のひとつである祖谷温泉 ですが、「ホテル祖谷温泉」 というお宿で楽しむことができます。
日帰りで温泉のみ利用することができますし、 もちろん宿泊も可能です。
ヨミは「そやおんせん」ではなく「いやおんせん」です。
秘湯というだけあって、場所はかなりの山奥。
辿り着くまでに時間がかかりますが、それでも行く価値がありますよ。
1-2,営業時間/ 料金
営業時間と料金は下記の通りです。
7時半~18時
※受付は17時まで
▼露天風呂料金
大人/1,700円
小人/900円
※ケーブルカー、展望大浴場込み
1-3,アクセス
住所は下記の通り。
〒778-0165 徳島県三好市池田町松尾松本367-28
TEL:0883-75-2311 / FAX:0883-75-2418
最寄り駅は「大歩危(おおぼけ)駅」。
そこから山奥を上っていき、車で30分かかります。
関西もしくは高知方面から車で向かう場合は、下記の通り案内されています。
「ホテル祖谷温泉」の宿泊客であれば、無料送迎も予約できますので事前にチェックしておきましょう。
2,祖谷温泉に行ってきました
実際に祖谷温泉に行ってきましたので、これからご紹介していきます。
2-1,ホテルに到着
切り立った山をぐんぐんと登り進め、ようやくホテルに到着しました。
こちらが入口です。
「日本秘湯を守る会」という提灯が立てられています。
中に入り、受付で先に料金を支払います。
タオルは別途購入可能ですよ。
受付の奥に進むとケーブルカー乗り場への入口がありますので、そこからケーブルカーに乗り込みます。
2-2,ケーブルカーで谷底へ
さて、ここからケーブルカー乗り場です。
ケーブルカーが谷底から上がってくるのを待つ間に、野鳥にエサをあげるサービスを楽しめます。
ヒマワリの種を手に持ち、外にかざすと。。
やってきました。
だいぶ人馴れしてますね。
たんとお食べ。
そうしている間に、ケーブルカーが到着しました。
さっそく乗り込みましょう。
いざ乗ってみると、なかなかの傾斜です。
これから秘湯に行くんだな、とワクワクが押し寄せてきます。
ちなみに、
秋になるとこういった絶景も望めます。
さて、到着しました。
階段を下りて、温泉へ向かいます。
2-3, 祖谷温泉を満喫
ここから先は写真撮影が禁止されているので、公式HPより拝借した画像でイメージをお願いします。
のれんをくぐり、早速ロッカールームで着替えます。
ロッカールームから秘湯まではちょっと長めの階段があり、冬はかなり寒いです。
そして、ようやく到着。
川の流れがサラサラと聞こえる静かな空間で、エメラルドのきれいな川が望めます。
解放感もあり、最高です。
温度はややぬるめなので、じっくり温泉につかることができます。
泉質がよく、温泉から上がっても湯冷めしませんでしたよ。
温泉からあがった後は、簡易的な休憩スペースもあります。
暖かい季節になれば、ポカポカと気持ちよくリラックスできそうですね。
また、露天風呂の他にも「展望大浴場」も利用できます。
露天風呂は体を洗えるスペースがないので、こちらの展望大浴場で仕上げをするのがよいですね。
3,祖谷温泉周辺の観光スポット
祖谷温泉を満喫したら、次は観光です。
日帰りで時間も限られていましたが、「ここは行くべき」というスポットを厳選したのでご紹介します。
3-1,小便小僧
祖谷温泉のすぐ近くにある、断崖絶壁にある小便小僧。
かつて地元の子供や旅人が度胸試しをしたという逸話があり、それをもとに作られたそうです。
このアングルを撮るためにガードレールを登ったのですが、めちゃくちゃ怖かったです。
旅行に来た人たちが投げたお賽銭でしょうか。
ここなら賽銭泥棒の心配もなさそうです。
3-2,かずら橋
祖谷温泉から車で20分程のところにあります。
「日本三奇橋」といわれている橋の一つで、長さは45メートルあります。
遠くから見たかずら橋。

入場料金は、550円です。
シラクチカズラで編まれた橋は、1歩進むたびにギシギシと音を立てて揺れます。

足元はこんな感じ。
けっこう幅あるな!
川面からの高さは14メートルあります。
向こう岸に到着しました。
なかなかのスリルを味わいました。
さて、橋を渡って少しのところに、琵琶の滝があります。
滝のマイナスイオンって、落ち着きますね。
滝の前に立つと、こんな感じです。
さて、地元グルメも忘れちゃいけません。
かずら橋の近くにあるお茶屋さん。
ここで「でこまわし」という郷土料理を頂けます。
そばだんご、じゃがいも、こんにゃく、豆腐を甘めの味噌につけて囲炉裏で焼いたものです。
正直、味や食感は微妙でしたが、ここでしか食べられない料理には違いないです。
3-3, マイントピア別子東平

最後にご紹介するのは、東洋のマチュピチュと言われる「東平」です。
ヨミは「とうなる」と読みます。
別子銅山の採鉱場として栄えた場所で、 最盛期には多くの人々が暮らしていました。
しかし別子銅山は閉山。その跡だけが残されることとなった場所です。
遺跡・廃墟好きにはたまらない観光スポットなのです。
残りわずかなところまで来たのですが。。
なんと通行止め。
残念ながら年末~2月までは休館のようでした。
祖谷温泉もいつかまた来たいので、そのときは再チャレンジしたいなー。
4,まとめ
いかがだったでしょうか。
大自然に囲まれた中で良質な温泉につかると、こうもリフレッシュされるのだと改めて感じた旅行でした。
さすが、日本三大秘湯。
最後は、忘れてはいけない徳島ラーメン。
旅の〆としてどうぞ。
それでは皆さま、素敵なリーマントラベルを!