京都にある「北野天満宮」。
「学問の神様」である藤原道真公が祀られている、全国にある天満宮の総本社です。
観光スポットとしても有名で、受験シーズンになると毎年大勢の人が訪れます。
また「梅苑」の名所としても有名で、毎年2月・3月になると期間限定で梅苑が公開されます。
公開に合わせ、「長五郎餅」という美味しい和菓子とお抹茶を頂ける境内茶店も開店します。
今回は、北野天満宮の見どころと梅苑の公開情報、また境内で頂ける長五郎餅についてご紹介します。
※この記事の画像は公式HPより引用しています
▼目次
1,北野天満宮とは

北野天満宮は「菅原道真公」が祀られている、全国約1万2000社ある天満宮の総本社です。
地元の方からは「天神さん」「北野さん」と呼ばれています。
天暦元年(947) に創建された歴史の長い天満宮です。
江戸時代に、読み書き算盤を教える「寺子屋」が普及し、天神さま・道真公が描かれた「御神影」が掲げられていました。
御神影に対し「学業成就」「武芸上達」が祈られてきたことが、後に「学問の神さま」「芸能の神さま」として知られるようになりました。(諸説あり)
2,北野天満宮の梅苑
藤原道真公の歌に、こうあります。
「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな 」
北野天満宮の梅苑 には50種、1500本の梅の木が植えられています。
白梅、紅梅、一重、八重と、色とりどりの梅を楽しむことができるのです。
2-1, 梅苑公開の概要
梅苑の公開期間、また拝観料等、概要についてご紹介します。
▼公開期間
2018年1月23日(土)~3月15日(火)
▼入園時間
午前10時~午後4時
▼拝観料
大人:700円
子ども:350円
春先までの、期間限定の公開です。
2-2, 梅苑の地図(マップ)
北野天満宮のの地図については下記図の通りです。
図の南の部分が特別公開「 梅苑 」です。
梅苑以外にも、「本殿」含めた境内に梅は咲いていますので、お参りに来るだけでも梅を堪能することができます。
2-3,梅の見ごろ、ベストな時期
基本、公開時期となればいつでも梅は咲いています。
ただし、時期によっては2月中旬でもほとんど咲いていない(1-2部咲き)という場合があります。
満開を楽しむのであれば、やはり2月下旬~3月上旬がベストです。
ただし、満開の時期は北野天満宮までのバス・境内の参拝客は倍増しますので、ご自身にとって何を優先させるかで参拝されるのが吉でしょう。
3,長五郎餅
北野天満宮の東門近くで「長五郎餅」という和菓子とお抹茶を頂ける境内茶店があります。
毎月25日だけ開店するという珍しい営業形態なのですが、梅苑公開にあわせ期間限定で連日開店しています。
①長五郎餅煎茶セット
長五郎餅 2個 煎茶付
380円
②長五郎餅抹茶セット
長五郎餅 2個 抹茶付
540円
豊臣秀吉公が開いた「北野大茶会」の際に、長五郎餅が用意されたことで有名です。
オススメはやはり、 長五郎餅抹茶セット。
2018年は1月~3月25日までの土曜日・日曜日(梅苑のシーズン)の開店なので、 ふらっと休憩するのがオススメのコースですよ。
4,実際に行ってきました
ということで、実際に行ってきました。
日にちは、2018年2月11日です。
4-1, 北野天満宮お参り
南に位置する「一の鳥居」をくぐるとこから始まります。
境内を進むと、いたるところに「牛の銅像」が置いてあります。
天満宮では、牛は神の使いとされています。
この牛の頭を撫でると頭が良くなるといわれており、頭以外にも撫でると良くなるといわれています。
つぎは「楼門」に到着します。
「楼門」を潜り抜けると、「手水舎」があるので、ここで心身を清めます。
竜ではなく牛が置かれているのも、天満宮ならではですね。
「三光門」に到着しました。
ここをくぐると、いよいよ本殿です。
本殿に到着しました。
早速お参りをしましょう。
「入試合格祈祷」も大々的に受付されていました。
受験生の皆さん、頑張ってください!
4-2,梅苑
さて、お参りも済んだので早速梅苑へ。
と、思ったのですが、 梅苑の外から見た限り梅がほとんど咲いていませんでした。
今年は寒波の影響で開花が遅れているのだそうです。
入苑にお金もかかるので、またの機会にと今回はパスしました。残念。
本当は、
こんなきれいな梅が見られますよ。
4-3,長五郎餅
気を取り直して、長五郎餅です。
実はこの長五郎餅が今回の目的だったりします。
先述の通り、 毎月25日だけ開店するという珍しい営業形態です。
梅苑公開にあわせ、期間限定で連日開店しています。
場所は境内の東門近く。
お菓子券を先に買ってから、店内へ入ります。
店内はテーブルなし、お茶席のみ。
冬の京都は寒いので、置いてある七輪がありがたいです。
長五郎餅抹茶セット
長五郎餅 2個 抹茶付
540円
こしあんのあっさりした甘さが特徴のお餅で、ペロリと食べられます。
これがまたお抹茶とよく合うんですよね。
ご馳走様でした。
5,まとめ
いかがだったでしょうか。
数年に一度、定期的に北野天満宮には伺っているのですが、この時期に梅が咲いていないのは今回が初めてですね。
寒波の影響が大きいのでしょうが、日本の環境もどんどん変わっているということですかね。
梅がなくとも十分に魅力的なパワースポットに変わりはありませんので、みなさんもぜひ北野天満宮に行ってみてはいかがでしょうか?
以上、最後までお読みいただき、有難うございました。