【ebay】ebay(イーベイ)のQoo10(キューテン)買収まとめ&今後のオークション市場考察







アメリカの大手EC企業「ebay(イーベイ)」が、日本のEC事業に再度参入するというニュースが話題になっています。

2018年2月末、「Qoo10(キューテン)」という ECサイト を運営する「ジオシス」という企業から、日本における事業を買収したと発表されました。

国内から海外への販売を強化するという意味では、現状の国内オークション市場に大きな影響を与える可能性がありますね。

今回の記事では、「ebay(イーベイ)」 「Qoo10(キューテン)」の解説と、 「今後のオークション市場への影響」について考察します。

※この記事の画像は公式HPより引用しております

1,ebay(イーベイ)とは


まずは ebay(イーベイ) についてご紹介します。

1-1,ebay概要

日本ではそれほど有名ではありませんが、世界では「Amazon」に次ぐ世界最大級のECサイトとして知られています。
その利用者数は、なんと2億人弱にもおよびます。

もともとオークションサイトとして頭角を表し、「オークションサイト」としては世界最多の利用者となりました。
現在は固定価格で出品する出品者も多くなったことで、ほぼECサイトのような位置づけで利用されています。

1-2,日本進出を一度撤退していた

世界最大級のECサイトであるebay。
実は、今から約20年ほど前の2002年に、一度日本から撤退しています。

2000年に「イーベイジャパン」がNECと協業し、日本国内でオークションサイトを開始。
しかし当時、ご存知「ヤフオク」が国内一強として君臨しており、会員数の伸び悩みから2年後に撤退したのです。
※ちなみに中国でも2006年撤退

1-3,日本再進出について

日本経済新聞の取材にて、ebayのCEO「デビン・ウィニグ」は下記のように応えています。
「急拡大しているキューテンの日本事業の買収で基盤を構築し、アジアでの事業拡大にもつなげたい」
アジア、特に日本の市場についてまだまだ拡大できる余地があると判断し、今回の再進出に至ったようです。

2,Qoo10(キューテン)とは


続いて、今回ebayが買収を発表したジオシスの日本事業「Qoo10(キューテン)」についてご紹介します。

2-1,運営会社は「ジオシス」

まず Qoo10(キューテン) とは、ジオシスグループという企業が日本国内で展開するECサイトです。
ジオシスグループはシンガポールにある企業で、2010年にeBayとのジョイントベンチャーとして設立されました。

アジアを中心に活動しており、各国で「Qoo10」を運営しています。

2-2,Qoo10概要

ジオシスグループが運営しているECサイト、Qoo10。
日本で展開されているQoo10の利用者数は、およそ800万人

あまり有名なサイトではありませんが、取り扱っているメイン商材は「ファッション」「化粧品」です。
ターゲットは10-30代女性を中心としています。

特徴は、出品時に自動で海外のサイトにも出品される機能。

国内だけでなく海外発送がOKな方であれば、世界に向けて販売ができるのが強みです。

2-3,買収について

Qoo10の利用者数自体は約800万人と、既存ECサイトと比べるとそれほど多くありません。
※楽天:約9000万人が利用

しかし海外向けの販売、つまり越境ECサイトとしての強みをうまく浸透させることができれば勝機は見えてきそうですね。

ちなみに今回の買収にあたり「いくらか?」は公表されていませんが、アメリカ某メディアによると約7億ドル(約750億円)と推定されています。

時期としては2018年6月までに手続きを完了させる予定のようです。

3,オークション市場への影響

会員数の母数・知名度の違いから、日本進出してからしばらくの間は国内オークション勢にとって脅威となる可能性は少ないと考えられます。

いかに上手くプロモーションを行い会員獲得するか
日本進出にあたりどう「強み」を加えていくか

上記2点がポイントになりそうです。

今後のQoo10の動きとしては、出品した商品を「海外のebay」に自動出品できる機能を連携させる予定とのこと。

海外向け自動出品に加え、ebayの2億人弱の利用者へ販売可能となると、出品者側にとってもビジネスの幅が広がりそうです。

4,まとめ

いかがだったでしょうか。
普段なじみのない方が多いであろうebay、Qoo10が今後どう国内で戦っていくかが見どころですね。

また、メルカリといったフリマ形式のサービスがトレンドとなる中、越境ECがどれだけ国内で受け入れられるかは興味があります。

今後「Qoo10」の競合となり得る国内オークションサイトECサイトについては下記記事でご紹介しています。
現金の即換金サービスの展開も視野に入れると、CASH等も競合に入ってきますね。

【オークションサイト比較】あなたの副業に合うオークションはコレ!2019年度最新Ver

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日本市場への進出リベンジ、ebayの手腕が問われそうです。

以上、最後までお読みいただき有難うございました。