還元率最大2.0%を誇る最強プリペイドカードとしてご紹介した「LINE Payカード」。
2018年6月1日から、新インセンティブプログラムとしてLINE Payの「マイカラー」というプログラムが開始され、実質上の改悪が確定しました。
今回はLINE Pay「マイカラー」プログラムの内容について解説します。
※この記事の一部画像は公式HPより引用しております
▼目次
1,LINE Payカードとは
LINE Payカードとは、東京リーマンライフでも「還元率最大2.0%を誇る最強プリペイドカード」としてご紹介したカードです。
しかし2018年6月から還元方法が変更となることがLINEより発表。
改悪の噂が後を絶たず、結局「実質的な改悪」が確定となりました。
2,マイカラーとは
LINEより発表された「マイカラー」プログラムについて解説します。
マイカラーは「LINE Pay」利用ユーザーに対し、より多くのインセンティブを還元することを目的としたプログラムとして誕生しました。
高いグレード(バッジと呼びます)になればなるほど、LINEポイントの還元率が高くなるという仕組みが特徴です。
カラーは グリーン, ブルー, レッド, ホワイトの4つ。
下記の利用頻度によって、相対的に判定されます。
・QR/バーコード支払い
・LINE Pay カード支払い
・オンラインショップLINE Pay支払い
・LINE Pay 請求書支払い
・送金機能などサービス利用度合い
ちなみにカラーは継続するわけではなく、毎月1日に更新されます。
つまり毎月カラーは変動するということです。
3,改悪ポイント
ここからはLINE Payカードの「マイカラー」プログラム開始による改悪ポイントについてまとめました。
順を追って解説していきます。
3-1,還元率
まず最大の改悪ポイントが、還元率です。
「マイカラー」プログラムでは自身のカラーによって還元率が異なります。
それぞれの還元率、インセンティブ内容は下記の通りです。
結論、最高グレードのカラーである「グリーン」を常にキープしておかないと還元率2%は適用されません。
カラーが毎月変動するので、月によって還元率が低下する可能性があります。
また、カラー判定項目が相対的な判断であることから、現状そのハードルが高いのか低いのかがわからないのもポイントですね。
3-2,還元対象金額は10万円
自身のカラーによって、LINEポイントの還元率が変動することは先述の通りです。
それに加え、今回の還元対象は金額の上限が決まっています。
その上限は、「月間の合計決済金額10万円(税込)」。
もちろん10万円以上の支払い自体は可能ですが、10万円を超えた支払いにはLINEポイントが付与されません。
あくまで10万円分までの還元、となります。
3-3,対象アカウント
LINE Payカードの利用方法と異なり、新プログラム「マイカラー」を利用するためには、LINEアカウントを「LINE Moneyアカウント」 にグレードアップする必要があります。
「LINE Moneyアカウント」にグレードアップするためには、銀行口座登録(または過去に本人確認資料提出)による本人確認が必要です。
現状「LINE Cashアカウント」としてLINE Payカードを利用している場合、マイカラーを利用することができず還元もありません。
ちなみに自身の現状アカウントタイプを確認する方法は下記の通りです。
①「ウォレット」タブをクリック
②「LINE Pay」のメイン画面から設定をクリック
③「アカウントタイプ」を確認

すでにLINE Moneyアカウントの方は継続して利用できますが、そうでない方は所定の申請が必要です。
3-4,カラーグレードの不透明さ
LINE公式のFAQでも記載がありますが、マイカラーにおけるカラー(グレード)に関しては不透明さが残ります。
どうやら「LINE Payでたくさん支払いすればいい」という訳ではないようです。
「ユーザー全体の利用状況を元に個人のアカウントを判定」と記載されています。
これは我々ユーザーが関知できる内容ではないですね。
ユーザーでコントロール可能な「明確な基準」が設けられていないことに不透明さを感じます。
4,のりかえ先候補カード
LINE Payカードからの乗り換え先としてオススメなカードの候補を下記の記事でまとめました。
他にオトクなカードはないかと検討中の方は、ぜひご参照ください。
5,まとめ
まだ公式リリースされる前段階での発表なので今後「改良」される部分はあるかもしれませんが、根本的には「改悪」といって間違いなさそうです。
個人的にはマイカラープログラムに「改良」の兆しが見えるまでは、元通りのクレジットカード払いで定着するつもりです。
また情報に更新がありましたら、順次ご紹介したいと思います。
以上、最後までお読みいただき有難うございました。